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水のコラム

お風呂のカビを撃退する方法とは?そもそもの発生原因や予防法も知ろう!

2022年01月20日 お風呂のお掃除



お風呂のカビを撃退する方法とは?そもそもの発生原因や予防法も知ろう!

梅雨明けのカビ、お風呂のカビ・・ウンザリですよね。お風呂に生えたしつこいカビは、薬剤をかけただけではなかなか落ちません。


しかし、実はあなたの家庭でもできるカビの撃退方法があります。ちょっとした工夫を加えるだけで、カビ取りからカビ予防まで対処することが可能なのです。今回は、そもそものカビの発生原因から予防法までを詳しく紹介していきます。



お風呂にカビが発生する原因


カビの発生には、さまざまな理由がありますが、「水」「繁殖しやすい温度」「高湿度」「脂汚れ、石鹸カス、アカなどの栄養」これらの条件が整うと一気にカビは増殖します。


カビが繁殖する上で「水」は必要不可欠なものです。カビが繁殖する温度は20度以上から30度未満で、湿度は70度以上といわれています。


入浴中の浴室内の湿度と温度は高くなるので、カビが繁殖しやすく、カビの養分となるアカや脂汚れ、石鹸カスもいっぱいあります。浴室にはカビが喜ぶものがたくさんあるので、すぐにカビが生えて繁殖してしまうのです。


お風呂のカビを撃退する方法


一度生えてしまったカビはどのように落とすことができるのでしょうか。ここからはまず、カビの撃退に役立つ洗剤について紹介します。カビの種類によって使い分けるとよいでしょう。ぜひ参考にしてみてください。


■ピンク色カビには中性洗剤

「ピンク色カビ」と呼ばれているピンク色のドロリとしたものの正体は、カビではなく「ロドトルラ」といわれる酵母菌による汚れの一種です。


このピンク色カビは、中世洗剤で十分に落とせます。発見したらすかさず清掃しましょう。


■黒色カビには塩素系洗剤

風呂場の床や壁のタイルなどに生えるのが「黒カビ」です。塩素系洗剤をかけることで落とすことができます。


黒カビについては、早めに処置をすれば落とすことは容易ですが、パッキンなどに根が張ってしまうと落とすのが非常に困難なので、早めの清掃がおすすめです。


■ススカビには重曹・クエン酸

ススカビとは、シャワーカーテンや排水口に生えるカビです。シャワーカーテンは、塩素系洗剤をかけてしまうと色落ちの危険があるので、重曹水につけ置きして落とすことをおすすめします。ただ、一度繊維質の中に生えてしまったカビを落とすのは難しいです。


■赤色カビには重曹

植物や汚水などに生えるのが「赤色カビ」です。汚れた水の中で、赤っぽく見えるこのカビは、重曹をかけて落とすことができます。ただ、浴室でみられる赤っぽいカビは、多くがピンク色カビなので中性洗剤で落としましょう。


頑固なカビ汚れを落とすコツ


カビを落とすには「時間を充分におくこと」が大切です。通常の清掃と同じ要領でやっていると落とすことができません。


ポイントとしては、まず水滴が付着しているときは、拭き取ってから洗剤をかけます。その後、カビに洗剤をきちんと接着させます。


一度洗剤を接着させたら、時間おいて馴染むのを待ちます。その際、しつこい汚れにはパックをして対処します。


以上のような工程をふめば、こすり洗いでは落ちにくかったしつこいカビ汚れも落ちやすくなります。


■ラップを使用する

具体的にカビに洗剤を馴染ませるコツを紹介します。まず、ラップを使用して湿布します。浴室の床や壁などは、薬剤をかけても垂れてきてしまうのは想像できるかと思います。そこで、カビ取りの薬剤をかけたらすぐにサランラップを上から貼り付けていきます。


もし、薬剤が足りないと感じたら、ラップを少し剥がして後々付け足すことも可能です。広い壁のときは、ラップの費用がかかってしまうので、部分的に1箇所ずつ進めていきましょう。横に徐々にずらしながら、ラップを再利用しながら進めていきます。


このやり方であれば、薬剤の使用量が少しで済むので、とても経済的です。つけ置き時間は、5分くらいであれば、ほとんどキレイに落とすことができます。


■キッチンペーパーで包む

キッチンペーパーで包むのも有効です。浴室椅子の足部分など入り組んだ形状をした箇所は、キッチンペーパーに薬剤を染み込ませて包むとよいでしょう。


キッチンペーパーを折りたたみ、水で少し湿らせてからその部分に薬剤をふんだんに吹きかけてから、椅子の足に貼り付けます。椅子に直接吹きかけてしまうと、みるみる下に垂れてしまうのでやめましょう。


つけ置き時間は、20分くらいであれば、かなりカビ汚れを落とすことができます。キッチンペーパーを剥がした後のごく微量に残ったカビ汚れは、歯ブラシなどで軽く擦れば落ちます。発泡洗浄剤を使う方法も有効です。


以上2つの方法は、非常に汚れが落ちやすいですが、浴室の風呂蓋全体などに付着してしまったら、キッチンペーパーやラップで包んでいく作業は非常に困難です。


この場合、塩素が含まれていない「発泡洗浄剤」を使用することをおすすめします。発泡洗浄剤は病院や銭湯などでも実際に業務用として使われているものです。塩素系ではなく活性酵素を使用しているので、幼いお子さんがいるご家庭でも安心して使用できます。


ちなみにつけ置き時間を20分とれば、完全にカビ汚れを落とすことができるうえ、なんとその効果は4ヶ月間も続きます。


■片栗粉・塩素系洗剤を使用する方法

片栗粉・塩素系洗剤を使用する方法を紹介します。パッキンの内部に入り込んでしまったカビ汚れは、簡単には落ちません。そんな時は、片栗粉と塩素系洗剤を使い、パッキンにきちんと浸透させる方法が便利です。


まず、カビ汚れの上に片栗粉を振りかけてから塩素系洗剤をスプレー噴射し、混ぜ合わせてペースト状態にします。柔らかすぎると垂れ流してしまうので、硬さは適度に調整しましょう。壁に均一に塗ったら、時間をおいて待ちましょう。


1時間ほどで7割がたカビを落とせます。完全に落とすことは厳しいですが、スプレーだけで対処するよりも効果はかなりあります。


お風呂のカビ予防策


お風呂のカビ汚れを予防する一番の方法は、コツコツと清掃をしてカビの好物である脂汚れや石鹸カスなどを溜め込まないことです。カビ菌を増殖させないことも大事です。カビは湿度を非常に好むので、湿度が高くなる浴室はカビが発生しやすくなる場所です。


カビが好む環境条件を徹底的に排除していきましょう。以下カビ汚れの具体的予防法を紹介していきます。


■50度以上のお湯で消毒殺菌

カビは熱に弱く、45度以上になると死んでしまいます。そのため、カビの発生しそうな場所に50度以上のお湯をあらかじめかけておくことでカビの発生を防げるでしょう。


毎週1回、1箇所につき5秒以上かけるのがおすすめです。


■水を切る

カビは、しばしばタイルの目地やパッキンなど水滴などが残る場所で発生します。カビは水分がなくては生きていけません。お風呂を使用した際には、しっかりと水気を切るクセをつけましょう。


■乾燥させる

水分を切っただけでは完璧ではないので、お風呂の使用後はとくに換気扇を活用して、確実に乾燥させます。またそれと同時に、窓を開けておくとなおよいでしょう。


■バイオの力を使う

カビの発生を防止する手段として、バイオの力を使うというのもいいでしょう。バイオは、微生物の一種で、バイオから発生する抗菌物質によってカビや滑り、異臭にも効用があります。バイオは完全自然生物なので、環境にやさしく幼いお子さんが触れても問題ありません。


■ちょっとしたアイデア

ちょっとしたアイデアですが、体を洗ったついでに、そのスポンジなどで洗面器や桶、鏡など擦り洗いしてしまえば、時短で片付けることができます。また、体を拭いたタオルを使って浴室の壁や手すりについた水滴を拭いてしまうのもひとつの手です。これらのことに抵抗感がない方であれば、ルーティンにしてしまえば、非常に家事が捗ります。


まとめ


お風呂清掃やカビ取り作業は、大変面倒です。いかに楽しんで清掃するかが大事ともいえるでしょう。しかし、こだわりすぎてしまうと疲れてやる気を逆に失ってしまいます。


この記事の内容をぜひ活かして家事を楽しみましょう。



監修者

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主任

朝長 大輔

《略歴》

弊社指定の水道メンテナンス研修プログラムを履行し、数多くの現場を経験することで実践的なスキルや最新の技術に関する知識を身に付けてまいりました。
コラムではこれまでの経験から深い理解と実践的なノウハウをもとに水道メンテナンスに関する専門的な知識を広く普及させることを目指しています。

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