水のコラム
意外と水を多く使用するトイレで節水を行う
トイレは意外と多くの水を使用しています。実際東京都水道局が平成28年に行った調査では、1世帯で約8.2トンの水を使用していることがわかっているのです。もちろん生活の状態によって多少異なりますが、これは家庭で使用する水の2割を占めていることになります。そんなトイレの節水を行い、水道代を節約する方法をいくつか見ていきます。
トイレが古いならリフォームすることで節水に繋がる
トイレというのは古い物ほど多くの水を使用すると言われています。そのため、古いトイレを今でも使用しているのであれば、思い切ってリフォームを行い、新しくすることで節水をすることが可能です。
そんなことをしたら、水道代よりもリフォーム代の方が高く付くと思う人もいるでしょう。しかし、トイレは長持ちするとは言っても、いつかはリフォームをしなければ故障してしまいます。まだ年月がそれほど経過していないならともかく、30年や40年以上経過しているのであれば、そのうち水漏れなどのトラブルが発生することもあるでしょう。そこで思い切ってリフォームをしてしまえば、水道代の節約になるだけではなく、トイレのトラブルに見舞われる確率も下げることができます。
ちなみに1975年に製造されたトイレの場合、1回流すと約13リットルの水を使用することになるのです。これが1999年に製造されたトイレの場合には、約8リットルまで減らせているので、これが何年も続けば、かなり水道代を減らすことができるでしょう。
特に家族が多い人や、リモートワークなどで家にいることが多い人の場合には、それだけトイレに行く回数も増えます。トイレに行く回数が増えれば、流す回数も増えて水道代が高くなるので、思い切ってリフォームすることも検討してみるとよいでしょう。
おすすめの節水グッズを購入してみる
最近はいろいろな種類の節水グッズが販売されているので、水道代を安くしたいと考えている人は、導入を検討してみるのもよいでしょう。重要なのはどの節水グッズを購入するかという点です。値段も異なっていますし、取り付け方も異なっています。トイレの種類によっては取り付けられない節水グッズもあるので、まずはどのようなタイプの物が販売されているのかを知ることが重要です。
おすすめなのは低価格で販売されていて、設置するのに手間がかからない種類でしょう。例えばトイレタンクの内部にはフロートバルブという部品が取り付けられているのですが、このフロートバルブの上に乗せるだけで設置が完了するウォーターセーバーなどです。
もしウォーターセーバーを使用した場合、どのように節水ができるのかというと、レバーで操作をすることができるようになります。通常便器に水を流す場合、トイレタンクの水が完全になくなるまで流れてしまうでしょう。
ウォーターセーバーを使っている場合、レバーを元に戻してしまえば、トイレタンクの水が残っていても流れなくなるのです。これで節水が可能になるのですが、他にもいろいろな種類の節水グッズがあるので、興味のある人は情報収集をしてみましょう。
グッズを使わずに節水をする方法もある
節水グッズを使うのに抵抗があるけれど、節水はしっかりと行いたいと考えている人におすすめの方法もいくつかあります。もちろん節水グッズは一切使用しませんし、特別な知識や技術も全く必要ありません。では、どのような節水方法があるのか確認してみましょう。
・レバーの小を活用する
トイレのレバーには大と小があります。大の方がたくさん水は流れるのですが、普通に小便をしただけであれば、レバーの小で流しても十分きれいになります。1回分ではそこまで大きく節水できるわけではありませんが、1ヶ月や1年経過すると、相当な量の水道代を節約することができるのです。とても簡単な方法なので、試してみてはいかがでしょうか。
・一度に何度も流さない
男性の場合にはあまりいないでしょうが、女性の場合には音を聞かれるのが嫌だという理由で、一度に何度も流す人がいます。これはかなり水道代を無駄遣いしていると言えるでしょう。
・風呂の残り湯を利用する
少々手間がかかる方法ですが、風呂の残り湯を使ってトイレを流す方法も節水になります。大のときだけはうまく流れないこともあるので、レバーを使って流した方がよいのですが、小のときであれば風呂の残り湯をバケツに入れて流しても十分流せます。
よく風呂の残り湯を洗濯に使用する人はいますが、トイレに使用する人は少ないので、節水を徹底して行いたい場合にはやってみるべきです。継続すればかなり水道代を浮かすことができるでしょう。
使用頻度が多いトイレの修理も迅速に行える
水回りの中でも、トイレは頻繁に使用するところなので、水漏れや詰まりが発生してしまうと困ります。長崎市や佐世保市、大村市、南松浦郡、東彼杵郡波佐見町、川棚町、東彼杵町など、長崎県内に住んでいるのであれば、ながさき水道職人まで連絡をしてもらうことで、即座に駆け付けることができます。トイレの修理も迅速に行えますし、難しい工事が必要な場合でも対応が可能です。
監修者
主任
朝長 大輔
《略歴》
弊社指定の水道メンテナンス研修プログラムを履行し、数多くの現場を経験することで実践的なスキルや最新の技術に関する知識を身に付けてまいりました。
コラムではこれまでの経験から深い理解と実践的なノウハウをもとに水道メンテナンスに関する専門的な知識を広く普及させることを目指しています。
長崎のトイレのつまり・水漏れは、水道修理の専門店「ながさき水道職人(長崎水道職人)」
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