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水のコラム

床が濡れている!トイレの水漏れの原因と対処法とは?

2021年10月05日 トイレのトラブル



水漏れのトラブルは原因がたくさん


トイレのトラブルで多い原因は、主につまりと、水漏れです。とくに水漏れは原因を特定しにくいケースもあり、対処の仕方なども異なるため、少し厄介なトラブルかもしれません。


症状によっては、交換や修理が必要なものもあります。パッキン交換などの簡単な修理で済むものから、便器や配水管交換など、大がかりな工事を要するものまでさまざまですので、まずは水漏れしてしまったときの原因特定が重要となるでしょう。そこで今回は、水漏れの主な原因と対処法についてご紹介します。


便器のヒビからの水漏れ


いつの間にか便器と床の間が濡れているという場合は、まず便器に異常がないか確認しましょう。もしヒビなどが入っていると、気づかないうちに床が水浸しになってしまい、汚水による被害が広まる場合もあるので注意してください。


ほとんどのメーカーでは、便器の素材に陶器を使用しています。陶器は非常に強度が高く、30年ほど耐えられるように設計されているため、経年による劣化も比較的しにくいとされています。


しかし、決して壊れないという保証はありません。想定されている重さを上回る負荷がかかり、不意に重たい物をぶつけてしまったときには、トラブルの原因になってしまう場合もあります。収納場所が高く手が届かないといったときに便器に乗りあげてしまうと、本来かかるはずのない力によってヒビが生じてしまう可能性もあるので、十分に気をつけましょう。


便器のヒビが水漏れの原因となっている場合は、まず止水栓を閉め、便器内の水をバケツなどに移し、ヒビの部分よりも水位が下になるようにしてください。ホームセンターなどに売っている防水パテなどでの補修も可能ですが、これはあくまで応急処置ですので、ヒビを見つけた際は早めに水道業者に相談することをおすすめします。


トイレタンクからの水漏れ


水を流していないのに流水音が鳴り続けているという場合や、タンクから水が垂れているというときは、タンク内のトラブルが考えられるでしょう。タンクの中には、フロートバルブ、ボールタップ、オーバーフロー管などの部品があり、これらの劣化がタンクからの水漏れの主な原因です。


劣化が進むと、どうしても破損して隙間ができてしまい、部品本来の役割を果たせません。タンクの異常を発見したら、早めに交換を検討してください。


・フロートバルブとは

水を流すレバーにチェーンでつながれているゴム製の部品で、これがタンク内の排水口の蓋になっています。レバーを引くとチェーンが引っ張られ、フロートバルブが上に持ち上がることで排水口が開き、この開閉によりタンクの水が便器に流れていくという仕組みです。劣化するとゴムが溶けて小さくなり、できた隙間から水が流れ続けるようになるので、水を流していないのに流水音が止まらない場合はフロートバルブに原因があると考えられるでしょう。


フロートバルブの交換は、さほど難しい作業ではありません。まずは止水栓を閉め、タンク内の水をすべて流してください。次に、レバーにつながっているチェーンと、オーバーフロー管に固定されている部分を外すと、取り出せます。


逆の手順で、新しいものと交換しましょう。劣化が進んでいると、手が真っ黒になるほどゴムが溶けている場合もあるので、あらかじめゴム手袋をするなどして作業を行ってください。


・ボールタップとは

給水管とつながっている部品で、タンク内の水位の変化により、水の給水・止水の働きをしているものです。ボールタップの金属部分がサビたり、パッキンが劣化していたりすると、水が止まらないといったトラブルが発生します。交換する際は、給水管を外すなどの作業が必要なので、床にバケツやタオルを置いておくと安心でしょう。


こちらもまずは止水栓を閉め、タンク内の水を流します。次に、タンクと止水栓それぞれのナットを緩め、給水管を慎重に取り外してください。この接続部分に取り付けられているパッキンの劣化により、水漏れが起こっている場合もあるので、同時にパッキンの確認も行うとよいでしょう。新しい部品と交換したら、止水栓を開け、水漏れがないか確認できたら完了です。


・オーバーフロー管とは

定量以上の水がタンクにたまるのを防ぐ働きをしているプラスチック製の部品で、劣化が進むと簡単に折れてしまうことがあります。オーバーフロー管が機能しなくなると、タンク内の水位を正常に保てません。こうなると大量の水漏れが起こるので、注意してください。


オーバーフロー管を交換する際にはタンクごと取り外す必要があります。狭いトイレ内での作業に加え、タンクは非常に重く、ぶつけてしまったりすると大変危険なため、まずは業者に相談をおすすめします。


結露が原因となっている場合も


便器にヒビもなく、タンクからも水漏れしていないのに、便器やタンクの表面・床などが濡れているというときは、結露が原因かもしれません。これは、水漏れと間違えやすい原因の一つです。梅雨の時期や、暖房を多用する時期は、トイレ内の水の温度と室温の差が大きくなり、結露が起こりやすくなります。


この場合は、床や便器など濡れている箇所をタオルで拭き、トイレ内の換気を行うなどして対策してください。結露が起こりやすい場所は、カビの発生にもつながるため、日頃からこまめに結露を拭き取ることが重要です。また、結露を軽減させる防露トイレもあるので、結露がひどいという場合にはこちらを検討するのもよいでしょう。


困ったときはプロに相談するのも一つの手段


ここまでご紹介したように、水漏れ対策は、簡単に作業できるものから、タンクを持ち上げるなどの力作業が必要となるものまでさまざまです。無理をして作業を行うと、トラブルが増えてしまう可能性も否めません。


ながさき水道職人では、長崎市、佐世保市、大村市、島原市、雲仙市、平戸市、西海市など長崎県の水のトラブルに対応しています。トイレの水漏れなど、水回りでお困りの際は、ぜひお気軽にご相談ください。



監修者

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主任

朝長 大輔

《略歴》

弊社指定の水道メンテナンス研修プログラムを履行し、数多くの現場を経験することで実践的なスキルや最新の技術に関する知識を身に付けてまいりました。
コラムではこれまでの経験から深い理解と実践的なノウハウをもとに水道メンテナンスに関する専門的な知識を広く普及させることを目指しています。

長崎のトイレのつまり・水漏れは、水道修理の専門店「ながさき水道職人(長崎水道職人)」

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