水のコラム

キッチンの排水口大丈夫？詰まりの原因と対処方法

2021年07月29日キッチンのトラブル

毎日食事の準備をして、使い終わった食器を洗浄する台所のシンクには負担がかかっています。食べ物のカスや大量の油を水と一緒に洗い流し、排水口には汚れが蓄積されています。そんな汚れが溜まった排水口を放置していると水が流れにくく、最悪は詰まってしまい水が溢れてしまうケースも出てくるでしょう。そんな毎日使うシンクの排水口について、この記事では詳しくご説明していきます。

1 排水口は何で詰まるの？
2 未然に詰まりを防ごう
3 詰まってしまった場合はプロの業者に相談するのが一番
4 長崎県のおすすめの水道業者

排水口は何で詰まるの？

排水口が詰まると調理をすることも食器を洗うこともできなくなってしまいます。では、なぜ排水口は詰まるのでしょうか。原因からみてみましょう。

・固形物

調理した際に使用したキッチンペーパーや、調味料の蓋などの固形物を誤って排水口に流してしまうと当然詰まってしまいます。気づかない間に流れている場合もあるので、きれいに整頓し片付けながら調理することをおすすめします。

・油汚れ

最も多い詰まりの原因は油汚れです。排水口から油が流れてしまうと、管内に付着し時間が経過するとともに冷えて固まってしまいます。その固まった油にさらに洗剤カスなどが付着すると大きな障害物となり水の流れを遮ってしまいます。

油を多く使う天ぷらや揚げ物を調理したあとの鍋やフライパンは一度キッチンペーパーなどで拭き取ってからシンクへ移動させましょう。他にも油を固めて処理できるアイテムも市販で手に入れられるので利用すると便利です。

・ぬめり

目に見えない厄介な詰まりの原因がぬめりです。ぬめりに食べ物のカスや洗剤がたまってしまい、排水口をふさいでしまうケースがあります。またぬめりは詰まりの原因になるだけでなく、悪臭を放つ場合もあり非常に不衛生です。キッチンは食事を作る大切な場所なのでぬめりは未然に防ぎたいです。

未然に詰まりを防ごう

詰まってしまってからでは遅いので未然に防止することが大切です。誰でも簡単に詰まりは防げるのでぜひ実践してみてください。

・毎日の小まめな掃除

上記で紹介したぬめりですが、この汚れは毎日の掃除で防げます。食器洗いをした後スポンジに、食器用洗剤を含ませ擦り洗いをします。その後水で洗い流すだけで、ぬめりは簡単に予防できるでしょう。

・温かいお湯を流す

シンクの掃除が終わったら温かいお湯を排水口に流しましょう。管内に冷えて固まった油にはお湯を使って溶かすのが一番です。しかしこの時注意しないといけないのが、間違っても熱湯を流してはいけないことです。シンクの素材や種類によっては形が変形し破損する恐れがあります。必ず50℃程度の温度を目安にして流すようにしましょう。

・アルコールスプレー

掃除し終わったあとにアルコール除菌することも効果的です。これは雑菌やカビに対するぬめり防止になります。シンク全体に吹きかけ、布にアルコールを含ませ排水口周りを拭くだけでも非常に効果があります。

詰まってしまった場合はプロの業者に相談するのが一番

排水口が詰まってしまった！そんなときはプロの業者に相談するのが一般的です。もちろん自分でどうにか解決できる場合もありますが、大抵は自分ではなかなか詰まりを解消ができないのが現状です。ではどういうケースが自分で対応できるのか、どういう場合だと業者に依頼したほうがいいのかを紹介します。

・油や食べ物のカスによる詰まり

油や食べ物などのカスが溜まっている場合は市販のパイプクリーナーなどの強い洗剤で対応ができます。ホームセンターやインターネットで気軽に購入でき、使用方法も簡単なので主婦でもお手軽にコストをかけずに解決できます。使用する際は必ず換気をして目に洗剤が入らないように気をつけながら、詰まりを解消しましょう。

・固形物が詰まっている場合

固形物が詰まってしまった場合は速やかに業者に連絡しましょう。奥まで入ってしまったらなかなか取り出せません。自分で取り除こうとするとさらに奥まで入り込んでしまうケースもあります。固形物が排水口に入ってしまったら迷わず水道業者に連絡しましょう。

・原因不明

詰まりの原因が特定できない場合も業者に連絡するのが無難です。原因が分からないのに自分で対応しようとするとさらに悪化してしまうケースがあります。悪化してしまうと業者を呼んだ際、さらに修理費が高くなることも考えられるので自分でどうにかしようとせず速やかに相談しましょう。

プロの業者に依頼すると問題解決してくれるだけでなく、トラブルの早期発見にもつながります。ぜひメンテナンスも兼ねて業者に見積もりをとってみてください。