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水のコラム

洗面台下の水濡れにはたくさんの原因がある!応急処置と原因別対応法

2023年07月21日 水道管のトラブル


まれに起こる洗面台下の水漏れは、気が付きにくい分悪化しがちな故障です。この水漏れの発生にはさまざまな原因があり、正しく対処しないと修理しても意味がありません。


そこで、洗面台下で水漏れが発生する原因と故障箇所・応急処置や原因別の対処法をまとめました。



洗面台の下で水漏れしたら応急処置として止水栓を閉める


洗面台下で水漏れが起きているときは、まずは落ち着いて応急処置しましょう。応急処置には、マイナスドライバーを使います。ドライバーがない場合は、コインなどをご用意ください。


洗面台下の給水管を確認しましょう。管に蛇口のようなハンドルか、溝が入った栓があるはずです。これは、蛇口の給水量や水圧を調節しているもので、止水栓と呼ばれています。ハンドルがある場合はそのままひねり、溝のある栓がある場合はマイナスドライバーやコインを溝に入れて反時計回りに回してください。


回す際は、回数を数えながら回し、回数をメモしておきましょう。止水栓は回した回数で水量や圧を調節しています。栓を開けるときに適当に回すと、別のトラブルを招きかねません。必ず閉めた回数と同じ回数だけ開けるようにしましょう。


完全に栓を閉めれば、水が供給されなくなるため、水漏れもしなくなります。それでもまだ漏れるようなら、水の出ている部分にバケツやタオルを置いて水を防ぎましょう。水漏れで濡れている状態を放置すると、床や洗面台の壁にカビなどが湧くため、拭き掃除もしてください。


洗面台下で水漏れが起きているときの原因と故障箇所


応急処置と並行して、水漏れの原因や故障箇所も探しておきましょう。洗面台下の水漏れで主な原因となる個所を解説します。


給水管

水やお湯を給水する管です。止水栓がある管でもあります。ナットなどで各パーツが留められており、このナットが緩んでいると水漏れします。修理するには、ナットを締め直さなくてはなりません。


蛇口本体

蛇口のパーツ間を埋めるパッキンと呼ばれるゴムパーツが摩耗すると、すき間から水漏れします。また、シャワーがついているタイプの蛇口だと、シャワーパーツの劣化による水漏れも発生します。


また、シングルレバータイプの蛇口では、レバーの動きを水栓に伝えるパーツである、カートリッジが故障しているかもしれません。カートリッジは蛇口の中にあるため、故障しているかを確かめるには、分解する必要があります。


配管トラップの継ぎ目

排水管を見ると、一部曲がっている部分があります。これが、配管トラップです。配管トラップは下水から上ってくる臭いや虫を防ぐための設備で、中には封水と呼ばれる水が満たされています。


配管トラップはナットで留められ、パッキンが細かい隙間を埋めています。これらのパーツが緩み、劣化すると継ぎ目から水漏れしてしまうのです。


また、配管が詰まり、水が逆流したり、配管がダメージにより破損したりすることでも発生します。配管トラップ周辺の水漏れは、複数の原因が考えられるため、ご注意ください。


床下の排水管

洗面台下の配管は、床下にある雑排水を処理するための配管につながっています。床下側の配管に異常があった場合も、洗面台下が水漏れしたような状態になります。


ほかの原因だと、上から水がポタポタ落ちてくるなどの症状がありますが、床下の配管に異常がある場合は、このような症状はありません。洗面台下が塗れているが、蛇口や給排水管に異常がない場合は、床下にある排水管の故障を疑いましょう。


洗濯機など洗面台が関係ないことも

洗面台下の水濡れは、洗面台だけが原因ではありません。洗面台の近くに置かれがちな洗濯機などが原因の場合もあります。


洗濯機のホースが外れた状態で選択してしまい、排水が床に漏れるなどのトラブルが発生すると、ちょうど洗面台下が水漏れしたような状態になります。


洗面台下やその周辺で水漏れが発生しているときは、洗面台だけでなく、その周辺もチェックしましょう。特に、水を大量に使う洗濯機や食洗器などの家電が近くに無いか、ある場合は異常が発生していないか確認してください。


原因別対処法


洗面台下で水漏れが発生する原因は複数あるため、原因に合わせた対処が必要です。原因別の対処法を解説します。


ナットやボルトのゆるみが原因の場合

配管を留めているナットが緩み、そこから水漏れしている場合は、モンキーレンチを使い締め直しましょう。一度緩めてから締めると、よりしっかりと締められます。締めすぎるとかえって配管にダメージを与えてしまうため、ある程度は余裕を持たせましょう。


配管や蛇口のパーツは、ナットではなくボルトで留められていることがあります。この場合は、プラスドライバーを使ってください。作業のポイントは、ナットと同じく締めすぎないことです。締め直したら、止水栓を開けて水やお湯を流し、問題が改善されているか確認しましょう。


ゴムパッキンの故障が原因の場合

配管や蛇口のゴムパッキンが故障している場合は、新しいパーツに交換しないと改善できません。新しいパッキンを用意し、交換しましょう。パッキンはホームセンターなどで販売されているほか、ネット通販でも手に入ります。


パッキンは複数種類があるため、購入するとき間違えないようにしましょう。心配なら、一度古いパッキンを外し、お店などにもっていって店員さんに確認してもらってください。実際に使っているものがあれば、自分で探す場合も、お店の人に探してもらう場合も、間違える心配がありません。


詰まりによる水漏れが原因の場合

詰まりが原因で水漏れが起きている場合、配管内を塞いでいるものを取り除かなくては修理できません。つまり取り用薬剤やラバーカップなどを使い、配管内をきれいにしましょう。


なお、配管内に異物を落としてしまった場合は、配管を分解しないと取り除けません。分解は家庭でもできますが、業者に任せた方が安心です。異物を詰まらせたときは、業者に連絡してください。


配管の故障や修理がうまくいかないときは業者の力を借りよう


洗面台下に水漏れが発生したとき、配管が破損しているケースも少なくないです。このような場合は、家庭での修理はできません。業者に対応してもらいましょう。


また、家庭でできる範囲で修理しても改善できない場合も同様です。修理がうまくいかないときは、プロの力を借りてください。


修理まで時間が空くなら自己融着テープで応急処置を

水周りの修理は、業者が訪問できるスケジュールで行われます。依頼した時期や業者の都合により、修理までに数日~数週間かかることもあり、その間は洗面台を使えません。


どうしても洗面台を使いたいときは、業者に連絡したときに許可をもらい、自己融着テープで修理しましょう。使い方は、破損しているところにテープを3巻き以上巻きつけるだけです。


テープはホームセンターなどで販売されています。万が一の備えとして、購入しておくと安心です。なお、自己融着テープでの対応は、あくまでも応急処置です。完全な改善はできないため、ご注意ください。配管に大きな穴が開いているなどの場合も、安全性を考えて、使わないようにしましょう。


まとめ


洗面台下の水漏れは、さまざまな原因で発生します。分かりにくい部分で発生するため、気が付いたときには焦って対応してしまいがちです。


しかし、落ち着いて対応すれば家庭でも修理できます。まずは応急処置をし、その後原因を見極めて適切な修理を行いましょう。原因の中には、洗面台自体が関係ないものもあるため、ご注意ください。自分で修理できない場合や配管の分解などの専門的な知識が必要な作業が必要な場合は、業者の力を借りましょう。



監修者

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主任

朝長 大輔

《略歴》

弊社指定の水道メンテナンス研修プログラムを履行し、数多くの現場を経験することで実践的なスキルや最新の技術に関する知識を身に付けてまいりました。
コラムではこれまでの経験から深い理解と実践的なノウハウをもとに水道メンテナンスに関する専門的な知識を広く普及させることを目指しています。

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