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水のコラム

トイレを流すと音がするときの確認・修理方法を覚えよう

2023年04月28日 トイレのトラブル


ときどき、トイレから普段は聞こえない音がすることがあります。


これは、便器や配管に異常が発生しているサインかもしれません。


この記事では、場所別に異音が発生している場合の故障を見極める方法や、応急処置・対処法を解説します。



トイレで異音が発生する原因


トイレから異音が聞こえる原因となるトラブルを解説します。


便器の中から音がする場合


便器から音がするなら、排水口の詰まりが原因である可能性が高いです。


中が塞がれているために、そこを空気や水が通り、ゴボゴボなどの音がします。


大量の汚物を流したときや、本来流すべきで無い物を中に落とした場合は、すぐに修理しましょう。


配管やサイホン式トイレの場合


配管内から音がする場合、最初に考えられるのが配管内の詰まりです。


流すたびに狭い中を水が通り抜けるような音がするなら、配管の中が詰まっているかもしれません。


詰まりに思い当たる原因がなければ、配管内の気圧が原因かもしれません。


配管の構造が悪い家や、集合住宅では、まれに配管内の気圧が大きく変化することがあります。


このとき、配管内で悪臭や虫が上がってこないようにするための水である封水が、配管内に引っ張り込まれてしまうのです。


特に思い当たることがないのに、水が流れるような音がしたり、排水口の水が少なかったりする場合、気圧変化によって水が引っ張られた可能性が高いです。


一度水を流せば元通りになるので、落ち着いて対処しましょう。


また、トイレの構造上、毎回音がするものもあります。


水を吸い込むことで便器を洗浄するサイホン式トイレです。


配管内に水を吸い込んで流す関係上、水が引っ張り込まれる音がします。


これはサイホン式トイレの正常な動きのため、修理は必要ありません。


タンクの中から音がする場合


異音は便器や配管以外の場所でも聞こえることがあります。


よくあるのが、タンク内から音がするケースです。


たとえば、水を流した後、水が給水される音や、流れる音が止まらないことがあります。


これは、中にある給水設備のパーツが壊れたためです。


中のパーツを修理すれば改善できます。


このほか、水を流すたびに「ブーン」「ゴー」などの低い音が聞こえることがあります。


これは、タンクからの振動で配管が共振しているために起こっている音です。


タンク内はパーツが複数あるため、どのパーツが配管と共振しているのか分かりにくいことがあります。


このようなケースでは、業者の力を借りた方が確実に修理できます。


ウォシュレットから音がする場合


ウォシュレットが故障していると、機能を使うときに普段とは違う音がするときがあります。


いつもより大きな音や、高い音が出ているなら、機能に異常をきたしている可能性が高いです。


ノズルやフィルターが汚れていて音がしている場合は、掃除すれば改善できます。


中のパーツが故障して異音がしているときは、専門的な修理が必要です。


家庭では修理できないため、業者の力を借りましょう。


トイレ以外の場所で異音が発生する場合


トイレを流したとき、キッチンや洗面台などの別の場所で「ゴボゴボ」などの音が聞こえる場合、配管同士をつないでいる部分が詰まっている可能性が考えられます。


音が近ければ自分で修理できるケースもありますが、場所により家庭で修理したために悪化することもあるため、慎重な対応が必要です。


修理前にやってはならないことと応急処置


つまりが疑われるときにやってはならない修理と、修理前の応急処置について解説します。


無理やり水を流すのはNG


無理に便器の中の物を流そうとすると、塞がっている配管内に新たな詰まりを生み出してしまうことがあります。


結果、完全に配管が塞がってしまう事態を招いてしまうのです。


また、タンク内のパーツ故障も、無理に動かすことで悪化します。


どの原因でも、無理やり水を流そうとしてはなりません。


ほかの症状がないか確認する


原因のところでも少し触れましたが、何らかの不具合や故障が発生していると、異音以外の症状も起こります。


トラブルが疑われるときは、水漏れや異臭などのトラブルも発生していないか確認しましょう。


複数の症状があれば、そこから原因を解明できます。


原因が分からなくても症状を伝えれば業者が原因に検討を付けて修理をしてくれるので、作業がスムーズに進むこともあります。


ウォシュレットなどは電源を切る


トイレの故障は、悪化すると水漏れなどを引き起こします。


このときウォシュレットなどの電化製品に水がかかると、漏電の危険性があり大変危険です。


水漏れは修理の過程でも発生します。


不具合や故障が疑われるときは、便器につながっているまたはその近くにある電化製品はすべて電源を切りましょう。


コンセントを抜き、電気が便器やその周辺に流れないようにしてください。


異音がするときの対処方法


異音がする原因を押さえたところで、対処の仕方を学びましょう。


原因別の対処法を解説します。


詰まらせてすぐならしばらく放置する


もし排水口や配管の詰まりが原因なら、しばらく放置しましょう。


トイレに流せる物は、排水口や配管トラップ内の水に溶けます。


放置する時間は、詰まっている物にもよりますが、大体30分~1時間ほどで一度様子を見ましょう。


時間が経ったら一度水を流し、その後改善するか確認してください。


便器や配管内の物を取り除く


放置してもうまくいかない場合は、便器や配管内を塞いでいる物を取り除きましょう。


ラバーカップや真空ポンプがあれば、中を塞いでいる物を引っ張り出せます。


ラバーカップなどは、中の物が取れたとき汚水が噴き出ることがあります。


便器やその周りを養生し、汚れないようにしてから作業しましょう。


ラバーカップのほかには、ワイヤーの先端にブラシがついたワイヤーブラシも有効です。


こちらは中にワイヤーを入れてかき出すだけなので、養生などをする手間がかかりません。


異物を詰まらせたときは業者の力を借りる


詰まりの原因が、トイレに流すべきでない物の場合、便器や配管を分解しないと取り外せません。


家庭での修理は不可能です。


業者の力を借りましょう。


タンク内のパーツや水量を確認・修理する


タンク内から音がするときは、中を確認しましょう。


タンクのふたを開けて、中に異物がないか、パーツに異常がないか調べてください。


タンク内には、オーバーフロー管と呼ばれる管があり、管には黒い線が引かれています。


この線よりも2~3cm下に水面があるのが正しい水位です。


まずはこの位置に水があるかを確認しましょう。


水位に異常があったら、給水管につながっているパーツを確認してください。


パーツは一見異常がないように見えても、触ってみると劣化している・上げ下げしようとしても動かないなどの異常が発生していることもあります。


ゴム手袋をはめ、中を確認するのも忘れないでください。


パーツに異常が発生していたら、新しい部品を購入し、交換しましょう。


交換の際は止水栓を閉めるためのマイナスドライバーと、ナットに使うモンキーレンチをご用意ください。


ウォシュレットのフィルターやノズルを掃除する


ウォシュレットに異常が発生しているときは、フィルターやノズルを掃除します。


ウォシュレットの中には、電源を切らないと脱臭フィルターが外せない機器もあるため、ご注意ください。


ウォシュレットは機器ごとに掃除方法が異なります。


詳しい掃除方法は取扱説明書に記載されていますので、そちらを参考にしながら掃除してください。


まとめ


トイレの異音はさまざまな原因により引き起こされます。


改善するには、原因を正しく解明し、それに合った対応が必要です。


また、原因の中には業者でないと対応できない故障もあります。


そのような場合は、すぐに業者へ連絡しましょう。



監修者

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主任

朝長 大輔

《略歴》

弊社指定の水道メンテナンス研修プログラムを履行し、数多くの現場を経験することで実践的なスキルや最新の技術に関する知識を身に付けてまいりました。
コラムではこれまでの経験から深い理解と実践的なノウハウをもとに水道メンテナンスに関する専門的な知識を広く普及させることを目指しています。

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