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水のコラム

トイレの水位が低くなる原因は?水位を直す方法から予防策まで詳しく解説!

2023年03月28日 トイレのトラブル


トイレの便器の水位が低下してしったという経験はないでしょうか。急にトイレの水位が低くなると焦ってしまうかもしれません。そうならないために水位が低下する原因やその時にどうすべきかをしっかりと確認しておくことが大切です。


そこで今回は便器の水位低下が起こる原因、水位が低下してしまったときの対処法、それでの解消しない場合にすべきこと、日ごろからできる予防策について詳しく解説します。



トイレの便器の水位が低くなる原因


ここでは、トイレの便器の水位が低くなる主な原因を2つご紹介します。


トイレがつまっている
トイレの便器の水位が低くなる原因としてよくあるのが、トイレのつまりです。トイレがつまってしまうと、排水管へスムーズに水が流れなくなり便器の水位が通常よりも低くなってしまうことがあります。


まず、トイレットペーパーであればどれだけでも流して問題ないと思っていないでしょうか。トイレットペーパーはもともとトイレに流すことを前提に作られている製品ですが、もちろん流しすぎるとつまりを起こします。


大便と一緒にトイレットペーパーを流すとつまりやすいため、心配な方は別々に流すことをおすすめします。また、節水できる機能として小洗浄と大洗浄の選択が可能です。しかし、トイレットペーパーを流す場合には必ず大洗浄でしっかりと流しきるようにしましょう。


また、水に溶けないようなティッシュペーパーや小さなアクセサリー、カップラーメンのスープなどは絶対に流さないようにしましょう。これらのものは排水管で引っかかったり、硬化したりしてつまりを引き起こす原因となります。


さらに、生理用品やおむつなど吸水性の高い製品は非常に危険ですので、これらも絶対に流さないようにしましょう。


便器の故障・破損
そして、便器が破損しているため水位が低下していることも考えられます。便器本体の故障、さらにはタンク内の補助水管などが故障していると、封水が低くなることがあります。


つまりが原因の場合には適切に対処することで、自力修理が可能な場合があります。しかし、便器が故障している場合には、つまりよりも状態が悪いことが多く、自分で修理することは難しいと理解してください。


また、経年劣化によってトイレの調子が悪くなっていることも考えられます。トイレットペーパーや異物の除去をしてつまりを解消しても水位が直らない場合も、経年劣化によるトイレの不調の可能性があります。


トイレの水位が低くなってしまった場合の対処法


では、便器の水位が低くなってしまったときにはどのようにして対処することができるのでしょうか。ここではトイレの水位が低い場合の適切な対処方法についていくつか解説します。


つまりが原因:ラバーカップで解消
便器の水位低下がトイレのつまりによるものの場合、ラバーカップを利用してつまりを解消することができます。ラバーカップとはスッポンとも呼ばれ、トイレのつまり解消道具として一般的に広く利用されているものです。


では使用方法です。まずはラバーカップのゴム側の先端を排水口に隙間なく押し付けてください。そのままゆっくりと押し込んだら、勢いをつけて引き抜きましょう。


この操作を何度か繰り返してみてください。ここで排水口内の圧力が変化することでつまりの原因物質が分解され、つまりが解消されます。


つまりが原因:ゴム手袋で直接取り除く
つまりの解消は、実はゴム手袋をはめた手でも可能です。手で直接つまりの原因物質にアプローチする方法です。


まずはゴム手袋を準備して手にはめましょう。そのまま直接排水口に手を突っ込んでつまりの原因物質を探しましょう。直接目視で確認できない場合であっても、手を入れるとすぐに見つけられることがあります。そこで直接取り出すことができればつまりは解消できるでしょう。


つまりが原因:お湯を流して解消
トイレの排水口のつまりはお湯を流すことでも解消が期待できます。お湯を用いた方法は排せつ物やトイレットペーパーが原因の場合のみ有効です。アクセサリーなど水に溶けない異物の場合には効果がないためあらかじめ注意してください。


はじめにトイレの水をできるだけ取り除いてください。そして40~50度程度のぬるま湯を準備しましょう。お湯が準備できたら高めの位置から排水口に向かって勢いよくお湯を流してください。これでお湯の勢いと水温により、つまりの原因物質が溶かすことができます。


お湯を流してからしばらく放置してみて、再度バケツで水を流してみて、問題なく水が流れるかを確認しましょう。


お湯の温度は必ず40~50度を守るようにしましょう。40度未満では十分な効果が期待できず、熱湯となると便器が割れたり破損したりする恐れがあります。


対処法を試しても解消しない場合は?


軽度のつまりの場合には、先ほど紹介した対処方法を適切に実施することでつまりの解消が見込め、水位も通常の状態に戻すことができるでしょう。


しかし、先述した方法は決して万能なものではなく、つまりを解消できない場合もあります。そのような場合に何とか自分で直そうと自己流で修理を続けるとさらに状況が悪化してしまう恐れがあります。


対処方法を試しても症状が改善しない場合には、自力修理は難しい状態だということです。そのような場合には、無理に修理を続けることはやめ、専門業者に修理の依頼をするようにしましょう。


また、少しだけ触れましたが、便器の故障やタンクの故障などが原因で水位が低下している場合には、自分で修理をすることができないため専門業者に依頼する必要があります。


専門業者にしか解決できないような場合や、放置することでさらに状況が悪化して交換をしなくてはいけなくなるということもあります。自分で解決できない場合には速やかに専門業者に修理依頼をするようにしましょう。


水位が低くならないために日ごろからできる予防策


便器の水位が低くなってしまった場合の対処方法をご紹介してきましたが、非常に重要なことはまず水位の低下を招かないことです。ここでは水位の低下を起こさないために日ごろからできる予防策について解説します。


まずはトイレの適切な使い方を意識することです。特にトイレットペーパーの使い方には注意が必要です。一般的に一度に流すことができるトイレットペーパーの長さは5メートル程度だと言われています。それ以上に流す必要がある場合には複数回に分けて流すことをおすすめします。


さらに、先述しましたが、トイレットペーパーを流す際にはしっかりと流すために大洗浄を利用するようにしましょう。このようにトイレに負荷をかけない使い方を意識するだけでも水位低下の可能性を抑えることができます。


トイレに流してはいけないものは流さない、落とさないを徹底することが大切です。基本的にトイレに流せるものはご存知の通り排せつ物、トイレットペーパー、トイレに流せる○○のみです。この決まりをしっかりと守って使うことを日ごろから意識するようにしましょう。


さらに、経年劣化やトイレの故障をできるだけ防ぐために定期的に掃除やメンテナンスをするとより一層よいでしょう。また、定期的にメンテナンスをすることでトイレの異常をすぐに見つけられやすくなります。


まとめ


トイレは毎日使用する場所のため、負荷をかける使い方を続けていると、故障やつまりを引き起こし結果的に水位が低下してしまいます。軽度のつまりでは、今回ご紹介した方法で解消できる可能性があるため、ぜひ試してみてください。


しかし、対処法で解消できない場合や便器やタンクに異常がある場合には自分で直すことは難しくなります。そのような場合には速やかに専門業者に修理依頼をして根本的に解決してもらいましょう。



監修者

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主任

朝長 大輔

《略歴》

弊社指定の水道メンテナンス研修プログラムを履行し、数多くの現場を経験することで実践的なスキルや最新の技術に関する知識を身に付けてまいりました。
コラムではこれまでの経験から深い理解と実践的なノウハウをもとに水道メンテナンスに関する専門的な知識を広く普及させることを目指しています。

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