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水のコラム

トイレの止水栓には種類がある?開閉時のポイントを解説

2024年08月30日 トイレのトラブル

トイレの止水栓は一種類だけではないことを知っていますでしょうか。実はトイレの止水栓には3種類あり、種類によって開閉方法や必要な道具が異なります。


止水栓を開閉するときに種類や場所、開閉方法などを把握していないと、困ってしまうかもしれません。


そこで今回は、トイレの止水栓の種類と開閉時のポイントについて解説します。水道修理業者に依頼したほうがよい止水栓の状況なども紹介しているので、ぜひ参考にしてください。



トイレの止水栓の役割とは?


トイレについている止水栓には、水の供給を一時的に止める役割があります。止水栓を閉めると水の流れが止まり、開けると水の供給がスタートします。これらをすべて担っているのが止水栓です。止水栓はトイレに限らず、洗面台やキッチン、お風呂など水回りに設置されています。


基本的に止水栓は開いていますが、部品交換や修理を行う際は必ず閉めなければなりません。止水栓を開けておくと作業時に水が流れて、問題解決に時間がかかるからです。止水栓を閉めておけば水漏れの悪化も防げるので、作業を行う際は必ず閉めることを覚えておきましょう。


なお、トイレの止水栓の場所は決まっていません。一般的にトイレタンク周辺に設置されていますが、タンクレストイレの場合は便器の側面パネル内に設置されている場合があります。止水栓の場所がわからない場合は、給水ホースをたどって給水管の付け根あたりをチェックして止水栓があるかどうかを見てみましょう。


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トイレの止水栓の種類は?


トイレの止水栓の種類は、主に以下の3種類です。



  • 外ネジタイプ

  • 内ネジタイプ

  • ハンドルタイプ


それぞれの特徴を解説します。


外ネジタイプ


多くのトイレでは、外ネジタイプの止水栓が使われています。外ネジは止水栓部分が突起しており、マイナスドライバーで開閉するタイプです。内ネジと比べると開閉しやすいメリットがあります。基本的に時計回りにネジを回すと止水栓は閉まり、反時計回りに回すと開きます。


止水栓を開閉する際の注意点は、溝に合うサイズのマイナスドライバーを使うことです。サイズ違いのドライバーで開閉すると溝が歪んでしまう恐れがあるので、注意しましょう。


内ネジタイプ


内ネジタイプは、ネジ部分が内側に入り込んでいる止水栓です。外ネジタイプと同じくマイナスドライバーで開閉できます。


ただし、ネジの溝が内側にあるため、ドライバーが差し込みにくいデメリットがあります。開閉方法も外ネジと同じです。


ハンドルタイプ


ハンドルタイプは、ドライバーを使わずに手動で開閉できる止水栓です。蛇口のようなハンドルがついているので、道具がなくても気軽に開閉できます。外ネジや内ネジと違って開閉しやすいのがメリットです。固く閉まっている場合は、素手で動かすと回らなかったり怪我をしたりする恐れがあります。


そんなときは、ゴム手袋を装着した状態で回してみましょう。注意点としては、ハンドルにものが当たるとゆるんでしまうことです。


トイレの掃除中、無意識に止水栓を動かしてしまうこともあるので、注意しておきましょう。


止水栓の開閉に必要な道具


止水栓を開閉する際は、以下の道具を用意します。



  • ゴム手袋

  • バケツ

  • 雑巾

  • マイナスドライバー

  • ブルーシート

  • 水栓ドライバー


上記の道具はすべてホームセンターでそろいます。ネジの溝に入れるならドライバー以外にもコインやカードを代用することも可能です。


しかし、開閉のしやすさはドライバーが勝ります。止水栓を開閉するだけではありますが、安全のためにもゴム手袋を装着のうえで行いましょう。ブルーシートやバケツ、雑巾などは水漏れしている際に使います。止水栓の下にセットして、床が濡れないように準備しましょう。


もし止水栓が固すぎるあまりマイナスドライバーで回せない場合は、水栓ドライバーを使うのがおすすめです。水栓ドライバーは力が伝わりやすい構造になっているため、無理に力を加えなくても回せます。


止水栓を閉める際のポイント


ここでは、止水栓を正しく閉めるポイントを解説します。まずは止水栓のネジ溝にマイナスドライバーを当てて時計回りに閉めていきます。ハンドルタイプの場合は手で時計回りにしっかり回しましょう。


止水栓がきちんと閉まったかどうかは、洗浄レバーを回してみるのがおすすめです。水が流れないようであれば、止水栓は閉まっていることになります。


止水栓を閉めるときに覚えておきたいのが、回した回数です。修理を終えて止水栓を開ける際、回した回数を覚えていなかった場合は水圧を調節しながら回すことになります。


回数を覚えておけば元の水量に戻しやすいため、メモを残しておくとよいでしょう。


止水栓を開ける際のポイント


次に、止水栓を開ける際のポイントを解説します。開ける際は、マイナスドライバーまたは手で反時計回りに回していきましょう。


このとき、水圧を調節しながら開けるのがポイントです。便器内に流れる水よりもタンク内の水が多くなってしまうと、タンクから水があふれます。水を流してタンク内に溜まる水の量を確認しながら、止水栓の開き具合を調節しましょう。


水道修理業者に依頼したほうが良いケース


トイレの止水栓は自分で修理することが可能です。しかし、以下のようなケースは水道修理業者に依頼したほうが安心できます。



  • 止水栓の種類がわからない

  • 止水栓が固くて回らない

  • 経年劣化が激しい

  • 水回りの修理をしたことがない


それぞれのケースを具体的に見ていきましょう。


止水栓の種類がわからない


本記事で解説した通り、止水栓には修理があります。解説したものの、実際にトイレの止水栓を見るとどのようなタイプかわからないこともあるでしょう。


また止水栓の場所がわからないこともあるかもしれません。このようなケースは自己判断で修理せず、水道修理業者に依頼する方がよいでしょう。


止水栓が固くて回らない


止水栓は滅多に触る部分ではありません。時間が経過した古い止水栓は固くなっていることもあるため、力を入れても回らないことがあります。無理やり回すとケガをしたりネジの溝が歪んだりする可能性もあるため、難しそうな場合は水道修理業者に任せましょう。


水道修理業者なら専用の道具と正しい方法で解決してくれます。固くて回らないとなれば部品の交換が必要かもしれません。そのような判断も水道修理業者なら的確にしてくれます。


経年劣化が激しい


止水栓の経年劣化が激しいと、止水栓の修理が難しい場合があります。劣化が激しいと無理やり回すことで破損しかねません。長い期間止水栓を触っていなかった場合は、自己判断で修理しないようにしましょう。


水道修理業者に依頼すれば劣化状況に合わせて修理してくれるので安心です。もし10年以上パッキンを交換していない場合は、このタイミングを交換してもらうとよいでしょう。


水回りの修理をしたことがない


止水栓という単体の修理であっても、不慣れな場合は安易に手を出すことはおすすめできません。止水栓を含む水回りの修理には専門的な知識と技術が必要です。仮に水漏れが直ったとしても、一時凌ぎかもしれません。


施工不良が起きれば、水漏れが悪化して床が水浸しになったりマンションなら下階の人に迷惑がかかったりするでしょう。被害が広がれば費用もかさむため、水回りの修理をしたことがない場合は、はじめから水道修理業者に依頼することをおすすめします。


トイレの止水栓から水漏れする原因


トイレの止水栓から水漏れする原因は主に2つです。ここでは、よくある水漏れ原因について解説します。


パッキンの劣化


トイレの止水栓には、パッキンと呼ばれるゴム製の部品が組み込まれています。パッキンにも種類があり、トイレに給水する部分に使われるコマパッキンと、止水栓からの水漏れを防ぐ三角パッキンの2つです。パッキンはゴム製のため、時間が経つにつれて劣化して縮んでいきます。


パッキンは10年を目安に交換するのがおすすめです。新しいパッキンに交換すれば、水漏れは予防できるので定期的に交換するようにしましょう。


ナットのゆるみ


止水栓には、ナットと呼ばれる固定部品があります。ナットは止水栓とホースをつなぐために使われている部品で、衝撃を受けたり時間の経過が原因だったりしてゆるんでしまうことも少なくありません。


ナットはしっかり固定する必要があるため、レンチを使って締めます。ナットを締めることで水漏れが止まるのであれば、ナットのゆるみが原因です。それでも直らない場合は、ナット自体が劣化している可能性があります。


トイレの止水栓の修理に必要な時間の目安


トイレの止水栓の修理を水道修理業者に依頼すると、どのくらいの時間がかかるのでしょうか。目安としては30分〜1時間です。


パッキンやナットの劣化が原因で水漏れしている場合は、部品交換が必要ではありますが、そこまで時間はかかりません。ナットが緩んでいる程度であれば調節するだけなので、10分程度で終わることもあります。止水栓以外に原因が見つかった場合は調査や修理に時間がかかるため、目安時間を超えることもあるでしょう。


修理時間が気になる場合は、見積もり時に聞いておくことをおすすめします。


トイレの止水栓の種類を把握して適切に対処しよう


今回は、トイレの止水栓の種類と開閉時のポイントについて解説しました。止水栓はトイレに水を供給するのに欠かせない部品の一つです。


故障すれば水がうまく供給されなくなったり水漏れが起きたりするため、適切に対処する必要があります。止水栓の修理には専門的な知識や技術が必要になることもあるので、難しいと感じた際は水道修理業者に依頼するようにしましょう。


ながさき水道職人」は、トイレをはじめとする水回りに関するさまざまなトラブルに対応している水道局指定店です。24時間受付・365日営業を行っているので、緊急で相談したい場合もお気軽にお問い合わせください。



監修者

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主任

朝長 大輔

《略歴》

弊社指定の水道メンテナンス研修プログラムを履行し、数多くの現場を経験することで実践的なスキルや最新の技術に関する知識を身に付けてまいりました。
コラムではこれまでの経験から深い理解と実践的なノウハウをもとに水道メンテナンスに関する専門的な知識を広く普及させることを目指しています。

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