水のコラム

キッチンの厄介な汚れにはセスキ炭酸ソーダがおすすめ

2021年10月26日キッチンのお掃除

料理を作ったり食器を洗ったりするキッチンは、常に清潔な状態を保たなければいけません。しかし、掃除をさぼっていたり、きちんと掃除ができていなかったりすると、すぐに汚れてきてしまいます。そんなときに活躍するのがセスキ炭酸ソーダなのですが、どのように使うのがよいのか解説します。

1 セスキ炭酸ソーダとはどのような物なのか
2 セスキ炭酸ソーダ水を作ると便利
3 セスキ炭酸ソーダでキッチンをきれいにする方法
4 水道局指定工事店なのでどのような作業も任せられる

セスキ炭酸ソーダとはどのような物なのか

重曹はよく聞くけれど、セスキ炭酸ソーダはあまり聞いたことがないという人もいるでしょう。セスキ炭酸ソーダというのは、主に掃除や洗濯によく用いられています。別名をセスキ炭酸ナトリウムと呼び、無機化合物なので体にも環境にも優しいのです。弱アルカリ性となっているので、重曹と同じく酸性の汚れに強いと言えるでしょう。

・重曹とセスキ炭酸ソーダの違い

キッチンを含めたいろいろなところの掃除に使用できるセスキ炭酸ソーダと重曹ですが、異なっている点がいくつかあります。まずは洗浄力ですが、重曹よりもセスキ炭酸ソーダの方が洗浄力は高くなっています。そのため、重曹では落とせない汚れであっても、セスキ炭酸ソーダなら落とせる汚れもあります。

しかもセスキ炭酸ソーダは結晶状のサラサラとした物なので、常温でも長期保存が可能です。サラサラとしているため、水に溶けやすいことから洗濯に使用することもできます。重曹は研磨効果があるので、あまり強くこするとシンクにキズを付けてしまうことになるのですが、セスキ炭酸ソーダは研磨効果がありません。よって賃貸住宅でも安心して使うことができるのです。

・セスキ炭酸ソーダはいくらぐらいで購入できるのか

セスキ炭酸ソーダがどれぐらいの値段で買えるのか気になる人もいるでしょうが、当然メーカーや含まれている量によって金額は異なります。そこで平均的な料金を確認してみると、500グラム入りのセスキ炭酸ソーダで、300円前後となっていることが多いです。店やメーカーによってはもっと高いこともあれば、安いこともあるので、あくまで参考程度に見ておきましょう。

セスキ炭酸ソーダ水を作ると便利

キッチンの掃除は頻繁に行う必要があります。そのためには、いつでも気軽に掃除ができるように環境を整えておくとよいでしょう。そこでおすすめの方法が、セスキ炭酸ソーダ水を作って置いておくことです。

セスキ炭酸ソーダ水の作り方はとても簡単で、低価格で市販されているスプレーボトルにセスキ炭酸ソーダを小さじ1杯入れます。次に水を500ミリリットル入れ、スプレーボトルをよく振って混ぜれば完成です。水の量が少々多いので、大きめのスプレーボトルを用意しておくとよいでしょう。このように事前に用意しておけば、掃除のときに簡単に使用できます。

キッチンであればシンクの掃除にも使えますし、ガスコンロや換気扇の掃除にも便利です。普通の掃除方法ではなかなか取れない油汚れもしっかりと落とすことができるので、清潔なキッチンを保ちたいと考えている人は、セスキ炭酸ソーダ水を作ってみてはいかがでしょうか。

セスキ炭酸ソーダでキッチンをきれいにする方法

セスキ炭酸ソーダを使って掃除をする方法は、基本的にクエン酸水を使用して掃除をする方法と一緒です。汚れが気になる箇所にスプレーをして、スポンジやブラシ、布巾などで拭き取ればきれいになるのですが、汚れがかなり酷いと落ちない場合もあります。シンクは比較的掃除がしやすいですし、食器洗いのついでに掃除もしやすいので、普通にセスキ炭酸ソーダを吹きかけてスポンジでこすればきれいになるでしょう。

しかし、場所によっては掃除がおろそかになることが多いところもありますし、頑固な汚れがこびり付きやすいところもあります。特に汚れが酷くなりやすいのは、ガスコンロの五徳でしょう。五徳は焦げなどもこびり付きやすい上に、油汚れも酷くなりやすいので、普通の方法ではきれいに落とせないこともあります。そんなときにはセスキ炭酸ソーダで浸け置きをするとよいでしょう。

まず五徳がしっかりと浸けられる容器を用意します。容器にセスキ炭酸ソーダを入れ、ぬるま湯をさらに注ぎます。割合はセスキ炭酸ソーダを大さじ2杯使う場合、ぬるま湯は3リットル必要です。これぐらいの量を使わないと、五徳をしっかりと浸けるのは難しいでしょう。

浸け置きする時間は10分前後が目安ですが、汚れが酷い場合にはもっと長い時間浸けておきます。後はスポンジなどでこすってから流水で流せば、きれいに汚れを落とせるでしょう。セスキ炭酸ソーダは、曇りを取る効果や消臭効果も期待できます。